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ハッピーエンド至上主義者のメモ書き

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今日は東京都写真美術館に行ってきた。

愛について アジアン・コンテンポラリーという展覧会を観に行ったのだけど、これが思いの外つまらなかった。

なんだか、何を伝えたいのか分からないと言うか、ボリュームが絶対的に足りてないんじゃないかっと言うか。コンテンポラリーって言う割には、どこかで観たことあるような構図やテーマだったり。あえて、女性縛りでキュレーションしたようだけど、その必然性、必要性みたいなものを感じ取ることができなかった。楽しみにしてただけに、ちょっと残念。

上記の展覧会を観た後、キヤノンの写真新世紀展 2018を観た。こちらの方がずっと面白かった。

どれを観ても、やはり撮影枚数もかけてる時間も違うんだな、本当に写真頑張ってる人たちなんだな、自分は絶対そうはできないなぁという感想が湧いてきた。一方で、何故それを撮影したのか、それを説明できるだけの動機・理由付けと、そしてそれをどう見せるのかという「インスタレーション」も大事なんだなぁ、と今後自分ならどうするかみたいなことも思ってみたり。

俺は優秀賞の人たちの作品の中では、 Mr Derek Manリンゴのピンホールカメラが一番気に入った。旅先で、そこでしかできないユニークなことをしなくちゃいけない、みたいな観光客が抱く謎の義務感のようなものが自分の心にふつふつと湧いてくる展示だった。彼はきっとそんなこと考えてないんだろうけど。

自分ももっと真面目に写真を撮ってみたいと思う日だった。そんな才能ないけど。

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